小説家
僕が中学生のときに、テレビなどでその姿を見て、まずそのビジュアルに惹かれた
小説家が二人いて、一人は村上龍、もう一人は大江健三郎だった。そのときは
この二人の書いたものはまったく読んだことがなかったんだけど、その二人の顔が
すごい刺激的で、当時の僕には二人の出すオーラ的なものだけで満足していた。
さてこの二人の文体に共通点を見いだすのは難しいかもしれないが、僕はどちらも
なぜか好んで読んでしまう。なぜだろう?
今は大江健三郎の「厳粛な綱渡り」という1959〜1962に書かれたエッセイをまとめた物。
すごく攻撃的で良い!